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【東松山校】勉強に困ってる人は読んでくれシリーズ!① ~「教え合い」の落とし穴。~

こんにちは!東松山校の大野です。

本日もたくさんの生徒が自習室を利用してくれました。

すでに学校への提出物のあらかたを終えたという生徒も出始め、頼もしい限りです。

そんな自習風景ですが、先日とある生徒(2人組)に自習の仕方についてアドバイスをしました。

それは「教え合いの落とし穴」についてです。

教え合いというのは、読んで字の通りですが(;^_^A 中高生が友達同士で分からない部分を尋ね合い、教え合うやり取りのことで、これを読んでる方の多くもご経験があると思います。

「分からない事を教え合うなんてとてもいい事じゃないか。どこに落とし穴があるの?」

と疑問に思われるかたもいるかもしれません。

じつは自習室での教え合い、私大野は「すこーし眉唾」に感じるところがあるのです…

理由はいくつかありますが、最も意外かつ重大な理由としては、ずばり「やり方によって学習効果がほとんどない」という事があります…!
(もしこれを読んでいる生徒さん、そしてその保護者のかたで思い当たることがあれば、よく注意してお読みください。)

たとえば
「数学の苦手なAさんが、分からない問題を得意なBさんに教えてもらった。Bさんの教え方は素晴らしくAさんの疑問は解消された。」
ということがあったとします。

↑以上のパターンこそが、大野が一番警戒する教え合いのスタイルです。

何が問題かを以下に述べます。

⑴疑問が解決したAさんは「わかった気持ち」「勉強した気持ち」になって満足してしまう。
→結果、「定着のための反復学習などを怠ってしまい、後の本番テストで結局類題が出ても解けない」というケースを大変多く見ます。

⑵Bさんの勉強の時間を奪ってしまう
→教える立場のBさんにとっては、多少なりとも解き方を教える事による学習効果はあります。しかしここで慎重になりたいのは、「その時間は本当にBさんにとって必要な時間か?」ということです。勉強は一人ひとりによって解決すべき課題が異なる非常に個人的なものです。時間に大変余裕があればまだ良いのですが、これを試験期間などに延々とやっているのをみると「Bさんは英単語を覚えたほうがいいのに大丈夫かな…?」などと心配になってしまいます。

あくまで感覚的な意見ですが、

「自習時の教え合いが多い生徒ほど、その後の成績は伸び悩む」
「特に、教わる側の学習効果は、ほぼ無い」

というのが私の考えです。
さらにこの勉強法の質が良くないところは、「彼らなりに一生懸命勉強している」ということ…。
注意の仕方を誤ると「生徒の努力の邪魔をする悪いやつ!」と思われかねないのが悩ましいところです(みんなのことは心から応援しているよ!本当だよ!)

ちなみに!これほどまでに「教え合い」を批判しまくっていますが、大野は教え合いが嫌い!というわけではありません。

教え合いは近年科学的にも立証された大変効果的な学習でもあることは確かです。

しかし、これは生徒全員に言いたい、「みんな!やり方が違うよ!」と…!

一番教え合いで効果が出るやり方、それは「苦手な生徒が、教える側に回る」というスタイルです。

人間の脳は、知識を耳で聞いて頭に入れるより、口から出して言語化することで深く学習するという仕組みになっています。
(口で説明するためには、必要な情報を全て脳内にインプットして整理しないと出来ない事なので当然といえば当然ですよね)

苦手な問題がある生徒は、分からない問題があったら次からこうしてほしいのです。

⑴まず学校や塾の先生に質問する(相手に時間があるなら、友達でもいいです。)

⑵そのうえで練習問題を繰り返し、一旦自力で解けるようにインプットする。
(先生に聞けば、その場で練習問題を渡したりして対応できます。「先生を利用しろ」という最大の理由です)

⑶ある程度知識や解き方が腹に落ちたら(きちんと習得出来たら)、その解き方を、周りの人に「何も見ないで」解説し、抜け漏れがないかチェックしてもらう

ここまで出来たら最高だと思いますし、これこそが真の教え合いです。

そしてできれば、生徒の皆さん、分からないところの質問や理解した事の口での説明など、事あるごとにわたし大野や児玉先生、そして講師の先生がたを大いに活用してください。

私たちが分からない事やできない事に対して怒ることは絶対にありません!(おしゃべりが過ぎる時やルール違反には怒ることもありますが(;^_^A)

まず安心してそれぞれの勉強に専念してもらいたい。その願いだけでございます。。

以上、長々とした文章になってしまいました。

最後までお読みくださりありがとうございます!


2019/9/27 金曜日  |  カテゴリー:エールNEWS, 東松山校
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