《 ノート活用術 》ノートの使い方で成績アップ!

せっかくだからノートを楽しもう! 「成績UPノート術」

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皆さんこんにちは。

今回は、「テストで点数をあげるノート術」をお伝えしようと思います。

と言うのも、ノートの使い方でテストの点数損してるな~

って感じることがいっぱいあるんです。

もちろん、テストの点数はノートがすべて左右している訳ではありませんが、ノートを上手に使うとテストの点数を上げやすくできると思うんです。

 

そもそもノートは何のために使っていますか?

こう聞くと、「先生の板書内容を写すため」とか、

「ノートあまり使ってないし」のような衝撃的な答えが返ってきたりします。

 

まあ、板書内容を写すというのは決して間違いではないのですが、目的としては不足を感じるんですね。

学校で使うノートに話を限定すると、ノートを使う目的は
「授業の内容を頭にしっかりと残すこと」

ではないかと思うんです。

 

例えば、数学の授業で先生が黒板に書いたことを一生懸命写していて、とても綺麗に写せているんだけど、後で見たときに、なぜ式がそのように変形していくのか分からなかったり、そもそも何でこの式が急に出てきたのか分からなくなったり、そんなことありませんか?

これは、まさに板書内容を写すことがノートを使う目的になってしまっている例なんですね。

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そこで、皆さんに授業の内容を頭にしっかりと残すことができるノートの使い方を3つのポイントで伝えたいと思います。

ここはもったいぶるよりも、サクッと発表していきます。

ポイントその①「『何で?』を心で唱えながら授業を聞いてノートを書く」

板書内容はそれそのものが説明として分かりやすいとは限らないと思っておいてください。つまり、そのまま写していても後でそれを読んで分からないということは良くあります。

 

だからこそ、自分がノートに書いている内容はその時にきちんと理解しておきたいんです。そして理解するためのコツとして、「何で?」を心で唱えて疑問をハッキリとさせていくんです。

 

もちろんその場で分かるものもあれば、分からないものもあるでしょう。分からないものは、ノートに「●●になる理由がわからん!」とか書いておきましょう。

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それを学校の先生とか塾の先生に質問して、解決したらその理由をノートに書き足して、「解決!」とか書いておけばOKです。

「何で?」を心で唱えると、先生の話をきちんと考えるくせがつくようになります。

 

うっかりすると、「写す」という行動で満足していて、「理解する」という本来やりたいことをしなくなってしまうので、十分気をつけてください。

ポイントその②「先生の話もよく聞いて大事なことは書く」

当たり前?と思われがちですが、板書内容を写すことに一生懸命になっていて先生の話はあまり聞けていないということも案外多いように感じます。

後でノートを読んで分かりやすい内容にするためには、ただ板書内容を写すだけではなく、先生の話も加えて読みやすくしましょう。

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授業は、先生の話と板書内容がセットになっています。

つまり、そもそも板書だけでは分かりにくい内容で、それに先生の話が加わることで分かりやすくなる仕組みなんです。

 

また、逆に先生の話だけでも伝えにくく、どこが大事なのか授業の骨格になる部分を際立たせるために板書をします。

だから「先生の話」と「板書内容」は両方合わせる事で分かりやすいものになるんです。

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とにかく、板書内容をノートに書いておくことが勉強だと思ってしまうと、その時理解できていないだけでなく、その後も理解することは難しいから、ちゃんと授業を受けているという割には成績上がらないといったことになりがちなんです。

 

ポイントその③「ノートはスペースに余裕をもたせる」

最後に、スペースの大事さについて。ポイント①や②をするためには、自分の何で?を書いたり、先生の話を書いたりするスペースが必要になります。最初からどこに何を書くか分からないので、基本的に行間を空けたりして、スペースに余裕を持たせるようにします。

 

ノート初心者もやりやすいスペースの作り方は、ノートを開いた状態で左側をまず使い、右側は空けておきます。

ノートの使い方イメージ

普通は左側のページを使ったらすぐに右側を使いますよね。
ここをグッとがまんして、右側は空けた状態にしておきます。

この空けた右側のページに「何で?」と解決した内容を書いたり、間違えた問題を自力で解きなおしたり、テストにでるかも情報を書き込んだり、板書以外の情報をドンドン書いていきます。

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どうでしょうか?たった3つのポイントですが、慣れてくれば学校の授業が楽しくなってくると思います。

勉強も何が分からないのかが分からない状態から脱出できて、塾の先生にもドンドン質問できますよ。

 

たかがノートですが、可能性は無限大。

自分なりのノート活用法を編み出してみてください。

レッツチャレンジ!