日本女子大合格おめでとう!籠原校 新井さん
日本女子大学 理学部 数物学科 に一般受験で進学が決まった、籠原校の新井万柚子さんにお話しをお聞きします。
--おめでとうございます!
新井さんには昨年お話しをお聞きする機会がありましたね。
新井さん:はい、高校2年の数学の定期テストの順位が上がった時でした。
--中学生の頃にも、成績アップでチラシに掲載させていただきました。
新井さん:はい。「苦手な数学~」となっているので、その頃は苦手だったんだと思います。
その数学を大学で勉強するようになるとはちょっと驚きです。
--新井さんはいつからエールに?
新井さん:小学4年の冬頃です。中学1年の終わり頃から宮崎先生が担当してくれました。
高校入試でも、とてもお世話になりました。
受験に向けて
--宮崎先生に伺います。大学受験にはどんな対策で臨まれましたか?
宮崎先生:高2の結果にあるように、高校の授業ベースで指導していたのは2年の2学期途中までです。
そこからは受験にシフトし、数Ⅲを終わらせて、数ⅠA、ⅡB、と高3の夏までには一周しました。
長く担当していたことが功を奏し、ペース配分をして取り組むことができました。
志望校を早い段階で決めてくれていたことも、一つの勝因だと思います。
志望校の過去問を分析して問題の傾向を研究したり、こちらで引っ張っていく対策ができますので、後はついてきてくれればいいですから。
--高3になってからは、なるべく模試を受けるように指導されたそうですが。
宮崎先生:模試では点数や判定はあまり関係ないんです。
各単元ごとに正答率を細かく見て、苦手な問題の傾向や弱点を補強していくツールとして有効です。
新井さんは思うように点数が取れないことを気にしていましたが、だいたい予想通りの結果だと思っていました。
--新井さんは数学の他に、英語と物理の個別指導を受けていたのですよね。
宮崎先生:模試の結果が返ってくると、英語・物理の先生と3人で話し合いながら指導方針を決めていきました。
細かく都度都度に対応していきました。
志望校の決定
--日本女子大を目指したのはいつからですか?
新井さん:高校のキャリア教育で、社会人の先輩からお話しを聞ける授業があったのですが、
その時に日本女子大を卒業してメーカーでシステム開発の仕事をしている方がいらっしゃって、まずそこからです。
それで、オープンキャンパスに行ってみたら、大学の雰囲気が本当に良くて。
ここで大学生活を送りたい、と願うようになりました。
1年の3学期ころだったと思います。
--受験は理系、中でも数学専攻ですか?
新井さん:数学だけの学科は意外と少ないので、情報関連も受けたりしました。
東京女子大も魅力的だと思っていて、運よく合格したのですが、第一志望の日本女子を選びました。
合格へのアプローチ
--過去問はいつ頃から始めたのですか?
宮崎先生:これも人によって違うのですが、新井さんの場合は滑り止めから始めました。
かなり徹底してやったと思います。
第一志望からいきなり始めて、ショックを受けないためです。
第一志望はラスト1ヶ月くらいまで、ぎりぎりやらないで、最後の1ヶ月は集中的にやりました。
--英語や物理の勉強の様子は?
宮崎先生:英語は単語や文法にあやしいところがあったので、徹底してやっていたのですが、
受験近くになってからは長文読解を重ねてカンを磨きました。
物理はそもそも、あまり得意ではなかったので、基本的な演習を繰り返してパターンを覚えるようにしました。
--大学受験も個別指導が有効なのですね。
新井さん:個別だと自分に合った指導をしていただけるので、予備校は考えたことがありません。
宮崎先生:個別指導だと、受験までのペース配分や授業日の様子など、
細かく見ながら対応できます。
早めに受験対策を始めることと、目標をちゃんと決めることは やはり重要ですが、
段階を踏んで合格へアプローチできます。
新井さん:思うように勉強が進められず焦っていたこともあったのですが、
古沢先生、宮崎先生はじめ籠原校の講師の先生方がアドバイスをくださったり、
励ましたりしてくれたので、信頼して付いていきました。
後輩の皆さんへのアドバイス
--後輩の皆さんへのアドバイスはありますか。
新井さん:自分では勉強時間が少なかったかもしれない、と思っています。
アドバイスできるようなことは無くて、効率良く勉強させてもらえたおかげです。
宮崎先生:数学に関して言えば、進学校のペースでは数Ⅲを終わらせるのが早いので、
わからないことがあったらそのままにしない、ということです。
普通の高校では、授業のペースが違うかもしれませんが、夏くらいまでに一段落つけるように
早めに終わらせておきましょう。
--ありがとうございました。大学に進学してからも頑張ってくださいね。