全国学力テスト2012(1)

全国学力テストが行われました1

全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が4月17日、2年ぶりに行われました。小6と中3が対象で、国語、算数・数学に、今回から理科が新たに加わりました。

文科省によると、中学校国語Aで表現の技法として「比喩」「たとえ」などを答えさせる問題は、今の中学3年生が3年前、小学校6年生の時に受けた2009年度の学力テストでも同様の出題があったということです。小学校国語Aでは、社会科と関連し、学校新聞の記事のリード(前文)を書かせる問題もありました。

 従来の国語、算数・数学に追加して今回初めて実施した理科では、生命やエネルギーなど幅広い内容が取り上げられ、実験や観察に関する出題も多い傾向。小学校の問題にはインターネットで情報交換する設定など実生活を意識した内容もありました。児童生徒へのアンケートでは、理科の好き嫌いや日常生活への活用も尋ねています。

問題と解答はこちらからご覧ください。http://www.nier.go.jp/12chousa/12mondai.html (国立教育政策研究所)


こんな問題がありました(数学B編)



この設問に対して、(2)では以下のような問題が出題されています。

ア とイ のどちらを選んでも良いのです。よりPISA型の問題だと言えるでしょう。数学なのに答えがない、このような問題は、最近の公務員試験でも出題される傾向です。「この表から推測できることを述べなさい」などの、記述が求められる問題は今後増加するでしょう。

ちなみに、解答には以下のような例が挙げられています。

それにしても、今の中3生は長野オリンピックの年に生まれたのですね!

また、このような問題もありました。

図形の問題のようですが、(2)には以下のような設問が用意されています。

図形の問題と関数の問題が融合しています。関数の概念を理解していないと、答えられないでしょう。

答えは、以下のようになっています。


さて、文部科学省は、過去の学力テストで課題とされた学習内容を反映し、他教科に関連した問題も採用したとする「出題意図」を公表しました。

2008年4月の全国学力テストで出題された問題が、お色直しをして今回も出されています。小学算数Aの問題です。

2008年の問題は、「150平方センチメートルってどのくらい?」

①切手1枚の面積 ②年賀はがき1枚の面積 

③算数の教科書1冊の表紙の面積 ④教室1部屋の床の面積

(答え②) でした。正解率17.8%という低さです。

さて、今回はどのくらいの小6生が正解したでしょうか?

集計結果は8月に発表されるそうです。