全国学力テスト2012~その2~

全国学力テストが行われました2

新しい学習指導要領の導入で、理科は中学校で33%、小学校で16%授業時間が増えました。国が理科教育に力を入れる中、子どもたちの理科の学力や、いわゆる「理科離れ」の実態を把握するため、今回から3年に1度程度、理科が学力テストに追加されることとなりました。

 今回から追加された理科のテストでは、国語、算数・数学のように明確に「知識」「活用」と分けず、一体的に問う設問が多いようです。インターネットを使って情報交換をする問題設定や、白熱電球とLED電球の消費電力の違いを計算する問題など、実生活に直結した問題が目立ちました。


理科はこんな問題がありました

大問2の設問の中で、以下の(5)の問題はより身近な生活に関わる問題でしょう。

問題を見たときに、自分の家を思い浮かべたでしょうか。生活のなかでの実体験に直接結びつく問題です。

問題は、

(5) 昌夫さんの家では,使用する場所などに適した9WのLED電球(白熱電球60W形相当として販売)を1個購入し,60Wの白熱電球と交換することにしました。
どの場所の白熱電球をLED電球に交換すると,消費する電力量を最も減らすことができますか。図4のアからエまでの中から1つ選びなさい。また,選んだ理由を書きなさい。

というもの。答えは以下のような例が挙がっています。

また、こんな問題もありました。

この問題のみならず、実験が題材になっている問題が多い傾向です。

卵を見たり食べたりしたことはあっても、気室がどこにあったか、家事の手伝いや家庭科の実習をしっかりやっていないと わからないかもしれません。

問題は(2) 図1で古い卵が浮いたときの気室の位置と,図2で卵のとがっている部分の位置について,正しいものを,それぞれ下のア,イから1つ選びなさい。
図1で古い卵が浮いたときの気室の位置 ア Pの位置    イ Qの位置
図2で卵のとがっている部分の位置    ア 右側の位置  イ 左側の位置

というものでした。答えは以下のようになっています。

身近な生活の中で、考えたり感じたりする機会は大切だということを、改めて認識する必要があるでしょう。