おめでとう!慶応大学薬学部合格!
慶応大学薬学部に合格されたYさんにお話しをうかがいます。
おめでとうございます!いつ頃から薬学部を目指されたのですか。
Yさん: エールに通っていて高校2年の秋ころ、講師の先生が交代になったんです。理数系の先生だったのですが、化学が専門分野で。 講師の先生と話していて、だんだん化学に興味が湧いてきて、もっと学んでみたいと考えました。
学校のコース選択では理系だったので、なんとなく理系の大学かな、とは決めていたのですが、この時までは特に目標も無くて。この大学、という志望校は無かったんです。 先生とは本当に良い出会いだったと思います。
学校見学やオープンキャンパスはいらっしゃたんですか。
Yさん: いえ、どこにも行ってないんです。
受験に対してのモチベーションといいますか、どうやって保てたんですか。
Yさん: やっていて勉強が楽しくなってきたこと、でしょうか。
エール学院について
エール学院にご入塾されたのはいつですか。
Yさん: 高校1年の時です。私立の中高一貫校だったので受験もなく高校に進学し、高1で文・理分かれたんです。自分は理系クラスだったのですが、学校の先生に「理系に進むなら数学くらいはしっかりやっておけ」と言われ、勉強のペースメーカーに、とエールに入りました。
部活はやられてたんですか。
Yさん: はい、バスケット部に入ってました。高校2年の秋に引退するまでは結構一生懸命やってたんです。
なぜエール学院をお選びいただいたんですか。
Yさん: 苦手なところを勉強したり、わからないところを細かく聞くには1対1の個別指導が良いかな、と思いました。実はエール学院は自転車で30分かかって、決して近くはなかったのですが。
大学受験を目指すなら予備校、というイメージがあるかもしれませんが。
Yさん: 自分の高校が予備校的な感じを受けていたんです。友人の間でも予備校と学校は両立できないのではないかっていう意見が多かったです。やはり個別指導で良かったと思います。
講師の先生から学んだことは。
Yさん: 勉強については、先生の受験の時の勉強スタイルを参考にしていました。随分相談もしました。それまでは模試を受けても偏差値が心配なくらいだったのですが、高3の夏休みを境に伸びたと思います。
高3の夏休みはどのくらい勉強されたんですか。
Yさん: 1日10時間以上だったと思います。そのころは私大の薬学志望に決めていたので、数学・英語・化学に絞って勉強しました。まず基本ができていなかったので、基本的なところから始めました。
家ではなかなか勉強できないので、学校やエールに来て勉強して。夏休み明けの模試ですごく結果が良かったので、自分より成績が上の人に追い付き追い越すのが楽しくなりました。 やればやっただけ結果が出せるという感じでした。
過去問はいつ頃から始めたのですか。
Yさん: それがセンターが終わってから始めたんです。遅いですよね。模試ではずっと違う大学名を書いていて、慶応は考えてもいなかったんです。模試の成績が伸び続けていたので、先生が「慶応も受けてみれば」と。
それで受けてみたのですね。
Yさん: そうなんです。受かるとは思っていませんでした。結果他大学も全勝でした。嬉しかったです。
後輩の皆さんにアドバイスを
Yさんは中学受験をなさったんですよね。
Yさん: はい。大学受験を経験すると、中学受験は全く大変ではないことに気付かされます。当時はそれでも、勉強していた気がしたのですが。
後輩の皆さんに何かアドバイスをいただけますか。
Yさん: 勉強の方法は人それぞれなので、お役に立つことは言えません。 ただ、実直に、考えながら勉強してほしいです。
化学が苦手、という方には。
Yさん: 自分も先生に言われるまでは、化学がおもしろいとは思ってもいませんでした。 でも身の回りのことが、だんだん化学を通してわかっていく、物の組成などもわかっていきますし、その辺がおもしろくなっていくと、化学が興味深いものになってくると思いますよ。
例えば、歯磨き粉の後ろの成分表示を見ても、この成分は知ってるな、とか認識が深まっていくんです。
これから大学生活が始まる訳ですが、やってみたいこととかありますか。
Yさん: しばらくバスケをしていなかったので、バスケをやりたいです。1年目は日吉なので通学時間もかかるのですが、時間の管理もしっかりして、有意義に過ごそうと思います。
ありがとうございました。
Yさんの合格は、親御さんもとても喜んでくれたそうです。化学との出会い、そして集中して学んだことによる驚くべき伸び。Yさんのようなケースもあるのです。受験はふたを開けてみるまでわからないものですね~。