地域別、埼玉県公立高校入試情勢①

県内公立各校の人気動向をまとめてみました。

模擬テストの希望状況や説明会等の様子などを元にしています。地域ごとにみていきます。

旧第1通学区域南部・北部

旧南部地域では浦和、浦和一女、大宮のトップ3校から上位校の人気に

変化はありません。

大宮の理数は女子の人気がいま一つでしたが、女子の理系志向が

少しずつ上がっているようで、来春に向けては人気上昇、といったところです。

文部科学省からスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)に指定されている

浦和第一女子と大宮の理数とで、女子受験生がどちらを選ぶのか、注目されます。

前期の大宮・理数は少し合格ラインが上がるかもしれません。

後期はあまりにも狭い枠なので、少し敬遠傾向が出ています。

志望者数次第で若干合格ラインは下がる可能性はあります。

浦和、浦和第一女子は来春は定員減ですが、

もう上限までレベルアップしていることもあって、大宮・普通ともども今春並みになりそうです。



上位校から中上位校にかけてでは、浦和北の人気が上がっているようです。

定員減もあるため、前期の合格ラインは上がるかもしれません。

後期は志願者が分散し、今春並みの水準になりそうです。

大宮光陵の外国語も男子を中心に人気が上がっているようです。

その分、女子は少し敬遠傾向が見られます。前期の合格ラインは今春並みでしょう。

後期は定員枠が小さいこともあり、

志願者数によっては少し合格ラインが上がるかもしれません。

大宮光陵・普通は例年並みの人気ですが、来春は募集定員減ですので

前期は注意した方が良いかもしれません。

後期は上位校からの受験生流入で、合格ラインが少し上がる可能性があります。

与野は理数と商業の募集を停止しますが、普通科の人気は今春並みのようです。

前後期とも合格ラインは今春と大差ない水準になりそうです。

この他、蕨(普通・外国語とも)、市立浦和、浦和西、川口北、市立浦和南、

市立大宮北、市立川口は今春並みの人気動向です。

このうち川口北は募集定員減ですので、前期の合格ラインは上がる可能性もあります。

他の各校の前期は今春と同水準でしょう。

後期は「絶対公立」の受験生が安全を考えて1ランク下げてくることもあるため、

今後の動向しだいですが、市立浦和南、市立大宮北は受験生が集中する可能性もあります。

注意した方が良さそうです。他校は今春並みになりそうです。



中上位から中堅の各校では、南稜の外国語で女子の人気が上がっているようです。

定員枠が小さいこともあり、前後期とも合格ラインが上がるかもしれません。

注意した方が良さそうです。

同校・普通と市立大宮西、川口、大宮南、浦和東、大宮東、市立県陽、

総合学科の川口総合とも、前期は今春並みの人気です。

川口と浦和東は募集定員減ですので、合格ラインは注意した方が良さそうですが、

他校の前期は各校とも今春とあまり変わらない水準に落ち着きそうです。

後期は各校とも公立志向の高まりで、来春も厳しい選抜になりそうです。

合格ラインは各校とも上がると思っていた方が良いでしょう。

鳩ヶ谷、大宮武蔵野、川口青陵、川口東といった、中堅までの各校も同様で、

募集定員減の鳩ヶ谷と川口東は注意が必要なものの、

他校の前期は今春並みの合格ラインになりそうです。

後期は公立人気もあって少し上がる可能性が出ています。要注意です。



 パレットスクールの戸田翔陽は、開校時の人気が一段落したようで、

やや人気が下火です。来春は中3生人口が減ることもあり、

昼間部定時制ではなく全日制を選ぶ受験生が増えているのかもしれません。

前期はやや合格ラインが下がる可能性もあります。

専門系の中では普通科カラーが強いいずみも少し人気が下火になっているようです。

前期は若干合格ラインがさがる可能性が見られるものの、後期は今春並みでしょう。


旧北部地域では学校によって人気動向に違いが出ています。

上尾と鴻巣女子の人気は安定しています。

今春新設のパレットスクール、吹上秋桜も改編前と

あまり受験生の学力層は変わっていないようです。

これら3校は前後期とも今春並みの合格ラインでしょう。

鴻巣と上尾鷹の台は人気が上がっているようです。

前後期とも合格ラインは少し上がるかもしれません。注意した方が良さそうです。

桶川と上尾橘は人気に大きな変化はありませんが、

もともと高かった公立志向がさらに上がる様相もあって、

後期はそれぞれワンランク上の学校から受験生が流れ込みそうです。

前期の合格ラインに変化はなさそうですが、後期は少し上がるかもしれまません。



上尾南、北本、桶川西はやや人気に陰りが見られるようです。

北本と桶川西の前期は若干合格ラインが下がる可能性も見られます。

上尾南は募集定員減なので下がりそうもありません。

後期は、やはりワンランク上の学校から受験生が流れ込み、

合格ラインが上がる可能性が見られます。

伊奈学園総合は、体育系と芸術系の人気が少し下火です。

実技の比重が高いことから、学力面の合格ラインは少し下がるかもしれません。

他の系は人気、合格ラインとも今春並みでしょう。