【熊谷市報をご覧になった方へ】

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熊谷市報2010年1月号の27ページに掲載されている

エール学院の広告の中の問題「盗難事件に関する問題」

の解答・解説はこちらでさせていただいています。

「何のこと?」という方もいらっしゃると思うので、問題を載せてみます。

201001sihou.jpg

これはPISAという高校1年生を対象とした国際的な学力調査の中の、数学的リテラシーを

調査するテストで実際に出題された問題です。

2003年度では41カ国の参加があったというPISA。

学校のカリキュラムをどの程度習得しているかを評価するものではなく、

「知識や経験をもとに、自らの将来の生活に関する課題を積極的に考え、

知識や技能を活用する能力があるか」をみるもので、

「学校の教科で扱われる知識の習得を超えた部分まで評価しようとする」ものなのだそうです。

記述式では、答えを出すための「方法や考え方を説明する」ことが求められます。

sankaku.gifsankaku.gifsankaku.gifsankaku.gifsankaku.gif答えはこちらです。

回答は完全正答で2点。2点が与えられるのは3つの着眼点に着目した場合です。

◎適切でない。グラフのごく一部が示されているにすぎない。

   ・このレポーターはグラフの先端だけ見ているが0~520件までの全体を見れば

    それほど増加していない。

◎適切でない。割合、またはパーセントの増加は急増とは言えない

   ・全体の500件に対して10件の増加は急激な増加ではない。

   ・8件の増加は1.5%であり、多いとは言えない。

◎適切でない。判断するには時系列データが必要。

   ・増加が大きいか小さいかは少なくとも変化が2つ以上ないと考えられない。

の3つの点に着目していれば2点の完全正答となるわけです。

詳しい解説は公開問題を掲載したページがありますので、そちらで確認してみてくださいね。

エール学院の個別指導で「自ら考え答えを導き出す」

                     力を養っていきましょう!